アガベシロップの5つのリスク!


GI(グライセミック値)の比較的低いアガベシロップは、 血糖値への影響が少ないことから、 健康な甘味料であると思われてきました。

しかし、糖尿病患者での実験結果を元にリスクとなるものがあるという事がわかってきました。

健康に良いと信じて病気を悪化させてしまう事も考えられるので、そのリスクについて紹介したいと思います。

参照:5 Health Risks of Madhava Agave Nectar


心臓病の一因となる可能性がある

アガベシロップ(アガベネクター)はグリセミック指数が低いので、砂糖やグラニュー糖より健康的であると考えられます。

それは血糖値があまり上がる原因にならないことを意味します。

しかし、フルクトース分が非常に高いです。果物と野菜で見つかるフルクトースの量は特に問題ありません。

アガベシロップに含まれる量になると、体が十分に処理することができないので、それはトリグリセリド(血清脂質の一種)として血流に入ります。 トリグリセリドが増える事は、心臓病の発症の一因となることがあります。


体重増加を引き起こします

フルクトースはレプチンの生産を中止させてしまいます。

そのため食欲を増やして、体重増加の一因となります。

※レプチンとは脂肪細胞によって作り出され、強力な飽食シグナルを伝達し、交感神経活動亢進によるエネルギー消費増大をもたらし、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果たす16kDaのペプチドホルモンであり、食欲と代謝の調節を行うものです。


糖尿病患者には危険です

蜂蜜や砂糖を食べた場合、体はそれをブドウ糖または血糖に変えることによってそれを処理します。

アガベシロップを食べた場合は、血脂肪またはトリグリセリドに変えることによって処理します。

インスリン抵抗および2型糖尿病の一因になります。 フルクトースはインシュリン受容体をブロックします。そして、血糖値がコントロールするのがより難しくなります。

フルクトースは、多くの場合、臓器における内臓脂肪、または脂肪、特に肝臓などの体内に格納されてしまいます。

それは糖尿病のような代謝性疾患を引き起こす可能性が最も高いので、このタイプの脂肪は最も危険です。


鉱物が不足する可能性があります

高水準フルクトースが銅の代謝を妨げることを示唆する証拠があります。コラーゲンとエラスチンの生産を減少させます。

その他、鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛など体に重要な鉱物の損失につながります。


肝障害を引き起こす可能性があります

フルクトースとは、果糖と呼ばれる単糖の一種で砂糖(はグルコース(ぶどう糖)50%と、フルクトース50%の割合で構成されています。
アガベシロップの場合、このフルクトースの割合が、全体の50%から、多いものでは95%を占めている場合もあるそうです。
フルクトースは血中ではほとんど分解されないため、血糖値を変化させることは少ないものの、ダイレクトに肝臓まで到達し、そこで全て消化吸収されるので、肝臓への負担が大きくなります。


この記事を読むまでは当方も体に良い物だと思っていました。

ビーガンの場合、蜂蜜なども使用できないのでアガベシロップを使う方も多いかと思いますが、そのリスクについても学んでおいたほうが良いと思います。


※書かれている事が全て事実ならば、心臓病、肥満、糖尿病、肝臓病の方は注意した方が良いと思います。